Tuesday, March 29, 2011

エチオピアから

10日弱の視察を終え、支援先のエチオピアから昨日戻りました。

日本人として、この度の震災に対し微力ながらできる事には全力で取り組んでいきたいと思っています。

同時に、TFTによる支援を失っては、他に一切頼る手段のないアフリカの子どもたちに対する支援をぶれずに継続していくことの必要性も、地球人として改めて感じました。

空港の税関職員から、エチオピア北部、南部で恒常的な貧困に苦しむ農村地域の村人にいたるまで、旅の中で出会った多くの人々から、大震災で被災された方々やご家族へのお悔やみと、日本国民への激励の言葉をかけていただきました。

また、出張中にも海外の友人、仕事仲間から心温まるメールがたくさん届きました。

さらには、支援先のウガンダ・ルヒイラ村の子どもたちからも日本への応援メッセージが届き、帰路のバンコク空港で見た時には、思わず涙があふれました。

世界中の人が日本を応援してくれているのを、地球を半周しながら感じました。

困った時に手を差し伸べてくれる人、助けてくれる人が真の友とも言いますが、やはり根底にあるのは、日本が常日頃から世界、特に開発途上国に対して協力、支援を続けてきたことがあるのではないでしょうか。

エチオピアのアワサという町を歩いていた時、歩道に椅子を並べておしゃべりをしていた小学生数人に声をかけられました。

小学生とは思えないぐらい流暢な英語で、

「今、僕たちエチオピア人が日本の人たちに対して、なにかできることがあれば教えてください」、

「一生懸命勉強して、そして仕事をして、いつかエチオピアを日本のような立派な国にしたい」

と堂々と語ってくれました。

しかし、彼らの生活の中には貧困が確実に存在し、人々の命を奪い、病魔が襲う現実があります。

それでも、この小学生達のように前を向き、未来に向けて歩もうとする人達がいます。

そんな人達の笑顔に勇気をもらい、TFTの活動を続けていくことの大切さを改めて実感しました。














Wednesday, March 16, 2011

本の紹介

TFTアンバサダー(親善大使)の内田恭子さん著「ホントにもう」が発売されました。

ホントにもう

後半部分にTFTについても書いてくださっています。

ぜひ、ご購読ください。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%86-%E5%86%85%E7%94%B0-%E6%81%AD%E5%AD%90/dp/4344019598/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1300240123&sr=1-2

Monday, March 14, 2011

冷静に

金曜日の夕方、外部での打合せ帰りの山手線内で、地震が起きました。


渋谷駅まであと少しの所で、電車は急ブレーキ。


人身事故かなと思いきや、大きな揺れが列車を動かし、窓の外に目をやると建物が大きく揺れているのが見えました。


社内放送で大きな地震が来たことを知りました。やがて車内の電気が消え、完全立往生となりました。


携帯電話で慌てて知人、友人に連絡を取ろうとする人、ワンセグで情報収集をしようとする人、諦めて同乗者と雑談を楽しむ人(僕と友人)と、反応は様々。


その後も電車は大きく何度も揺れ、車内に不安の色が濃くなっていきます。


状況把握が難しいのか、社内アナウンスの間隔も長くなり、やがて途絶えます。


1時間、2時間、そして3時間が過ぎようとする時、ようやく救出作業が始まりました。


最寄りの渋谷駅の社員の方が梯子を持ち、車両扉に立てかけ、乗客は線路に降り、歩いてホームまで向かうというものでした。


やっと出口が見えたと安心したのも束の間、僕と同じ車両内にいた男性が、窓から外にいる救出作業中のJR職員に向かって罵声、怒声を浴びせはじめます。


呼応するように男性の周囲にいた数人が加勢、ついさっきまで冷静だった若い女性までが、大声はあげないものの、抗議の輪に加わりました。


3時間も狭い場所にいれば誰もが不快な気分になりますし、もしかしたらJRの方々の対応も完璧ではなかったかもしれません。


しかし、ここで感情的な争いをしても何の解決にもつながらなことは自明。


且つ、抗議グループの沈静化にJR職員の時間が取られ、救出作業の遅れにもなっていました。


職員を怒鳴りつける集団の横を、制服を着てランドセルをしょった小学生の子ども二人や、赤ちゃんを背負った女性が、冷静な足取りでホームに向かって歩いていました。


講義グループの中心は、皮肉なことに一番体力がありそうな男性でした。


災害時に感情的に行動をとること、そして集団心理の怖さを実感しました。


今日は朝から諸々の緊急対応に追われています。


そんな中、とある参加団体の飲食店の方から、集まっている寄付を東北地方の震災地域の義捐金に充てたいと相談のお電話をいただきました。


こちらの説明がご理解いただけず、やや感情的に電話をお切りになられました。


お気持ちは十分わかります。僕だって週末の報道を見て同じように感じています。


震災の精神的なストレスで母乳が出なくなり、粉ミルクを求めて徹夜でスーパーに並ぶ女性の映像を見たときには、なんとか食料支援ができないものかと考えました。


ただ、結論から申し上げれば、難しいんです。


その飲食店の方のお金は、趣旨に賛同して寄付をしてくださったお客様の寄付が手元にあるわけで、いわば何百人、何千人の方のお金を「預かっている」わけです。


そのお金=預り金を、元々の主旨と違うことに使うのであれば、寄付をしてくださった方全員への確認と合意を取らなければいけません。


また、預かる者の立場にある飲食店の方、そして我々TFTは、寄付金がどのように使われるのか、きちっと説明できる必要があります。


海外の例ですが、残念なことに災害時の緊急募金のいくつが、趣旨とは違う私的なことに流用されたケースもあります。


社会貢献活動や寄付活動が、ようやく根付き始めてきた日本で、もしこんなことが1件でも起きたら、全ては振り出しです。


パニック、集団心理の怖さと言う点で、もう1つはスーパー、コンビニの現状です。


今朝別件で、コンビニの本部の方とお話をした際、店舗からの発注対応が緊急事態にあることを伺いました。


被災地の生産工場が破損などで一時操業停止にあるのも原因なのでしょうが、それよりも、東京などので買い占めが大きい気がしています。


事務所の周囲のコンビニからは商品が消えてなくなりつつあります。


供給能力が低下している中で、過剰に消費が増えれば、当然モノ不足が起きます。


そしてその被害を最も大きく蒙るのが被災地の方々なのではないでしょうか?


穀物価格が高騰した際に、先進国での買占めがあり、最も苦しい思いをしたのはモノ不足に喘ぐ開発途上国でした。


規模は違えど問題の本質は同様の気がしています。



お隣・韓国では、このような報道もしていただいています。

自分自身への戒めも含め、決して感情的なパニックを起こさず冷静な行動をとっていきたいと思います。






























Thursday, March 10, 2011

三菱重工さん

1月に、三菱重工さんの横浜製作所で実施しました講演会の模様を、社内報で掲載いただきました。

Wednesday, March 9, 2011

ドミノピザ

ドミノでのTFTがスタートしました。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110308-00000302-alterna-bus_all

こらからのシーズン、お花見、新歓イベントなどにいかがでしょう。

Tuesday, March 8, 2011

伊勢谷さん

講談社Grazia誌で連載をしています「People Magnet」

いま、Graziaのウェブサイトで伊勢谷友介さんの記事を読むことができます。

http://grazia.woman.excite.co.jp/column/rid_E1299146488014/pid_1.html

Friday, March 4, 2011

ニューヨーク

東京の事務所でTFTを実施くださっている保険会社のChartis(チャーティス)さん

ニューヨークのカフェテリアでもTFTが始まっています。

TFT USA代表のDanが見学に行ってくれました。











Thursday, March 3, 2011

4月2日

みなさん、4月2日は何の日かご存知ですか?

4(Four), 2(Two)ということで、今年からFor Twoの日になりました。

たらーーー!

勝手に決めました。

で、For Twoの日に記念イベントを開催します。

http://www.tablefor2.org/campaign/42event/

Wednesday, March 2, 2011

TFTトロント

先週金曜日に、カナダのトロントで、TFTトロント・キックオフ・イベントが開催されました。

なんと100人以上の方々!!が参加してくださったそうです。

トロントチームの皆さんが、カナダの極寒の街中でビラ配りまでしてくださったそう。

342カナダドルの寄付が集まり、20人以上の参加者の方がTFTトロントのメンバー登録をしてくださいました!

とっても楽しいイベントになったようです。ああ~~羨ましい。

MCのお二人















受付をご担当くださったお二人

  

メンバー集合

浦和PARCO

浦和PARCOで先月いっぱいTFTキャンペーンが開催されました。

埼玉大のミスキャンパス、TFT大学連合の学生さん達によるTFTメニューレポートを浦和APRCOブログで掲載していただきました。


ご協力いただいたい学生の皆さん、ありがとうございました。

さらに、大学連合元代表のU君も単独視察に行ってくれました。撮影してくれた写真のみご紹介!





























Tuesday, March 1, 2011

サンフランシスコ

いよいよ先週末から、サンフランシスコのSanrakuというレストランで、TFTメニューが始まったそうです。

Sanrakuは、SF日本領事館からもオーダーが入るほど、新鮮なネタと味に定評があるそうです。

是非、Face BookでSanrakuをLikeして、サンフランシスコに行った際は、お店に行ってみてください!
<Sanraku Facebook Page> 




SAKURA

昨日、代官山のチェリーテラスさんで、バーミックスのTFT特別モデルお披露目会が行われました。

バーミックスって何??と思いの方、

これです↓


デビューしてから29年もの間、日本で愛用されてきたキッチン用品です。

今回TFT限定モデルのサクラを1台購入いただくと、売上の2%が寄付となり、子ども一人の約1ヶ月分のあたたかな給食が届けられる、というキャンペーンです。

ご家庭で、ヘルシーなお料理を作っていただき、社会貢献もできるという仕組みです。

今回のお披露目会は、女性誌の編集部の方を中心にメディアの方に、チェリーテラスさんのキッチンに御集りいただき、バーミックスで調理されたヘルシーメニューを召しあがっていただきました。



僕からTFTの説明を


特製ノンフライソースを使った甘酢和え。にんじんごはんを添えて。
















モロヘイヤのスープ。胃にしみわたり、癒される秀逸の一品





















バーミックスの実演





















(写真が上下反対ですが)アフリカの給食ポショも再現いただきました
















3月15日から発売開始です。
http://www.cherryterrace.co.jp/TFT/201102index.html